生育状況と作業の様子

このページでは、イチゴの成育状況・作業の様子などを、画像を中心に載せてみました。
 画像をクリックすると大きくなります。
(画像は古い物もあります。)
  育苗管理・収穫後の片付け・土づくりなど(4〜8月)

4〜5月
親苗を植え付ける
6月中旬頃の様子
(23年)
6月〜7月にかけて
随時ポットの土入れ
6月下旬
ベッドの埋め戻し
7月中旬頃
肥料の散布
8月上旬〜下旬まで
太陽熱消毒を行う
かおり野 かおり野
7月上旬頃
やよいひめ
7月上旬頃
8月中旬
かおりの
(24年)
8月中旬
やよいひめ
(24年)

定植・ハウスの張替・マルチ張りなど(9〜10月)
9月中旬〜下旬
定植
9月中旬
定植直後
10月上中旬
この時期以降ランナーや枯葉は除去する
10月中旬
フィルム張替
10月中下旬
黒マルチ張り
10月下旬
10/下〜11/上
花の早い所から順次ミツバチを入れる
10月下旬
早いものは花が咲き始まる

保温・暖房の準備・収穫開始(11〜12月)
11月上旬
内張カーテンの取り付け
11月下旬頃〜
電照
11月上旬〜
花が散り始めます
11月中下旬
暖房機の設置
11月下旬 12月
収穫開始

収穫期 1〜5月
1月中旬
かおり野
1月中旬
かおり野
2月上旬
かおり野
2月下旬
かおり野
3月下旬
やよいひめ
3月上旬
5月
収穫中
5月中旬
かおり野

安全でおいしいイチゴを作るために
  肥料・農薬・減農薬に関する詳細はこちらへ

イチゴは、皮を剥かずにそのまま食べる果物です。出来ればいっさい農薬等は使いたくありません。農薬は、イチゴの受粉を助けるミツバチにも良くないし、作業をしている人にも有害です。場合によっては、イチゴの生育を抑制したり薬害を与えたりします。
しかし実際、イチゴにはさまざまな病害や害虫がつきまとうため完全無農薬栽培というのは難しいものです。夏季の育苗期や、定植後の一定期間(花が咲くまで)は特に病害虫が多く、農薬に頼らざるをえません。でも、この時期にきちんと病害虫を抑えておくことで、収穫期の農薬散布を最小限にする事が出来ます。さらに、色々な工夫を組み合わせれば収穫期の無農薬化も可能だと思います。特に冬季(12月から3月)は、無農薬が可能になってきました。

* 健康な土をつくる(h12.8更新)・・・  基本的な事ですが、農薬による土壌消毒は有用な微生物を殺してしまうので、行わない。太陽熱利用土壌消毒(病原菌は熱に弱く、善玉菌は比較的強いという性質と、夏にハウスを締め切って太陽熱を取り込み、堆肥や発酵肥料の微生物が有機質を腐熟分解させる熱や善玉菌の拮抗力によって病原菌を減らすもの)など自然の力で病気を減らしていく。
* 健康な株をつくる・・・  当たり前ですが、健康であれば病気にもかかりにくく、比較的虫もつきにくいです。健康を保つためにミネラルの入った資材を定期的に散布するなどしています。
* 換気につとめる・・・  低温期や雨天時などは換気が不十分になりやすいのですが1日に1回は換気をするようにします。
* 天然資材で病害虫を抑える
* フェロモントラップなどの使用
(イオウ蒸散器は21年度より使用をやめました)

 トップページへ